Written by
Koya.S
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分子に会うため受肉した話
VR分子viewerを使って分子を見ている様子を人に見せる方法を検討した。
目的
分子モデルに会いに行く。ただし(公平を期して)自分もモデルになる。
結果
こういうことができるようになった。
やっていること
- Nanomeで分子を見る
- Virtual Motion Captureでアバターを動かす
- LIVで二つを合成する
これでこのビデオのアバター版ができると推測した。
利点
- 分子モデルを触ってる様子が見せられるので、いろいろ説明とかに便利
- 実際にカメラで人を撮影して合成するより簡単
- 自分と分子モデルの解像度が揃っていて気持ち良い
問題点
- 使っている分子viewerの仕様上、一部の分子モデルで正しくクロマキー合成ができない。
展望
- 分子の説明に使いたいとおもって試している。
結論
- Nanome + VMC + LIV でほぼやりたいことが実現したが、まだ問題がある。
参考文献など
ソフト
- Nanome 分子読み込みと描画
- https://nanome.ai/nanome/
- たぶん現状もっとも機能性の高いVR分子viewer
- Virtual Motion Capture カメラ位置決定とアバターの操作
- VMCの開発者は @sh_akira さんです
- ダウンロードサイトBooth
- https://sh-akira.github.io/VirtualMotionCapture/about.html
- LIV
- 画面合成 2018
- https://liv.tv/
- VRoidStudio アバター作成
先行研究
- MikuMikuDance に分子構造データを持ち込む方法
- http://d.hatena.ne.jp/biochem_fan/20110829/1314627892
- 学部生の頃に読み、影響を受けた。
- Molecular Visualization on the Holodeck